変わりたい!人が変われない3つの理由と最初にやるべき3つの行動
こんにちは、ぐっちーです。
今の自分を変えたい!と思っても、いつも変わることができない人がどれくらいいるでしょうか?
「一歩踏み出さなければ何も変わらない」と分かっていても実際に行動するのは、すごく難しいことです。
失敗して人に笑われるかもしれないし、傷つくかもしれない。
こうやって考えているうちに、結局行動せずに終わってしまいます。
なので今回は、「そもそもなぜ人は変われないのか」、「最初の一歩を踏み出すためにはどうすればよいか」を紹介していこうと思います。
人が変われない3つの理由
【1】人間の脳は変化しないようにできている
人間の脳は変化を嫌います。
その理由は、人間は生存ができていれば変化する必要がないからです。
昔、人類がまだ狩りをしていたころ、現代とは異なり世界には十分な食料、安全に住める家がありませんでした。
そのような時代では、日々生きていくことに精いっぱいでした。
生存さえ可能ならばそれで十分であり、わざわざリスクをおかしてまで変化をする必要がなかったのです。
また、別の理由として、人間には体の状態を常に一定に保とうとする、ホメオスタシスというものがあります。
例えば、血圧が上昇したら、体がそれを感知して、血圧を正常に戻そうとする繊細なシステムのことです。
このように、体の状態を常に一定に保とうとするホメオスタシスは、人間が生存するうえで欠かせないシステムなのです。
逆に言えば、これ程までに、わたしたちは変化を嫌うシステムを持っているということです。
【2】人間は知らないものに恐怖を感じる
私たち人間は、知らないものに恐怖を感じるようにできています。
つまり、行動することに恐怖を感じるのです。
これは、ぼく自身が経験したことでもあります。
以前、クレジットカードをずっと作りたいと思っていました。
しかし、クレジットカードの仕組みがよく分からず、お金がしっかり払えていなくて、会社のブラックリストに載ってしまったらどうしよう、とすごく心配していたのを覚えています。
(実際はクレジットカードについて勉強していくうちに、心配する必要がないことに気づきました。)
【3】本当は自分が変化することを避けている
自分が変われない理由として、本当は自分自身が変化することを避けているということがあります。
心理学では、人間には「顕在意識」と「潜在意識」という2種類の意識が存在します。
顕在意識とは、自分で意識できる考えのことです。
潜在意識とは、自分が意識できない考え、つまり無意識のことを指します。
人間の行動はこの顕在意識と潜在意識によって調節されています。
その割合は顕在意識が5%、潜在意識が95%ぐらいだといわれています。
なので、自分が「変わりたい」と顕在意識で思っていたとします。
しかし、潜在意識では、行動することによって周囲から「バカにされたらいやだな」「失敗するのが怖い」と思っていたとします。
すると、95%の潜在意識が5%の顕在意識に勝ってしまいます。
その結果、無意識のうちに変化しないための行動を選択するようになるのです。
夢・目標はなくても大丈夫
変わりたくても、夢や目標がなくて行動できない人は多いと思います。
ですが、夢や目標はなくても大丈夫なのです。
なぜなら、行動すること自体が楽しいからです。
人は行動することで、作業興奮の原理という原理が働き、ドーパミンという物質が放出されます。
人間は、このドーパミンによって脳内報酬系という回路が刺激され、快感を感じます。
実は、ニコチンや違法薬物であるアンフェタミンもこの脳内報酬系を刺激することで快感を得ることができます。
このドーパミンが放出されることで、やる気が起こり、さらに行動する、といういい循環ができあがります。
過去の出来事を行動する理由にする
過去の自分にとってネガティブな経験も行動する理由にしましょう。
これはぼく自身の体験談なのですが、ぼくの高校は学力は、いわゆる非進学校高校で医学部に合格したのは過去50年で1人だけというレベルでした。
しかし、自分の高校から医学部に合格したら、英雄になれる!とポジティブに考えるようにして、医学部に合格するために行動を始めました。
その結果、医学部に合格することができました。
もしもぼくが、「医学部は、自分には無理だ!なぜなら、小学校の頃からずっと勉強してきた有名私立出身者しか合格できないから」と決めつけていたら合格はできなかったでしょう。
このように、自分にとって、ネガティブな過去でも、見方を変えると行動する理由にすることができます。
準備よりも先に行動する
準備よりも先に行動しましょう。
人間は準備をすればするほど、行動ができなくなってしまいます。
準備をしてから行動をするということは、逆にいえば、準備できなければ行動しないということになります。
実際は準備が整うにはすごく時間がかかってしまい、結局やらなくなってしまいます。
なので、必要最低限の準備で挑戦するようにしましょう。
行動しているうちに必要なものが分かってくるので、その時に準備をすれば大丈夫です。
ぼくもこのブログを始めるときは、必要最低限のパソコンだけを買って挑戦しました。
そして、続けていくうちに、サーバーやドメインというものが必要になってくるということを知りました。
このように、まず行動してみることで、本当に必要なものというのが分かってきます。
みなさんもぜひ、準備よりも先に行動する事を意識してください!
変わるための行動3つ
【1つ目】時間の使い方を変える
時間の使い方を変えると、人生を変えることができます。
なぜなら、環境が変わるからです。
たとえば、通勤・通学で利用する電車に乗る時間を普段より早くするとします。
すると、いつもは満員の環境で過ごしていても、早い時間だと電車が空いていて、ゆったりとした環境で移動時間を過ごすことができます。
時間の使い方を変えることで環境が変わり、少しずつ自分自身が変わっていく事ができます。
【2つ目】言葉を変える
言葉を変えることで、人は変わることができます。
自分が発している言葉を一番聞いているのは、自分自身だからです。
脳は自分が発している言葉を、鼓膜を通して聞くことで自分の思考を認識します。
つまり、ネガティブな言葉を発していると、脳はネガティブな思考になり、人や物事のマイナスな部分に注目するようになります。
そうなると、さらにネガティブな発言が増えてさらにネガティブになるという、悪い循環が出来上がってしまいます。
ポジティブな人間になりたいと思っているならば、ポジティブな言葉を使うようにしましょう。
【3つ目】日々の小さな行動を変えていく
毎日している小さな行動を変えていきましょう。
これを積み重ねると、人生を変えることができます。
たとえば、いつもランチでオムライスを注文しているなら、ハンバーグにしてみる。いつもはエレベーターを利用しているなら、階段を使ってみるなどです。
こういった小さな行動の変化を続けていると、数ヶ月後には全く違う自分になっていると気づくと思います。
おすすめの本
ポジティブチェンジ(著 DaiGo)
著者のDaiGoさんは、メンタリストとしてよくテレビに出演されているのでご存知の方も多いと思います。
この本は、世間で言われている変わるための方法を、この1冊にまとめている本です。
まとめ
今回は人が変われない理由とその解決する方法を紹介しました。
一歩踏み出すことはすごく難しいけれど、普段から少しづつ変わっていくことで、やがてそれは大きな変化になります。
ぜひ今悩んでいる人は、小さな変化をしていくことを意識してみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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