医大生ぐっちー

ぐっちーによる、受験、医学部の生活、筋トレなどを語るブログ

分かりやすい説明をするために知っておきたい4つのこと

 

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こんにちは。医大生のぐっちーです。

人に何かを説明するとき、分かりやすく伝えたいとは思っていても、その方法を知っている人は少ないように感じます。

 

結局相手に理解されないまま、うやむやになってしまった、という経験は誰にでもありますよね。

でも実は、相手に理解してもらいやすい説明の方法は存在します。

 

そこで今回は、分かりやすい説明をするための4つの方法をお伝えしていきます。

 

 

相手の知識レベルを理解する

相手にわかりやすく説明をするためには、相手の知識レベルを知る事が大切になってきます。

 

ではなぜ、知識レベルを知る必要があるのかを説明します。

 

相手に自分の説明を、「理解してもらう」ということは、相手の持っている知識と、新しい知識を結びつけることだからです。

 

たとえば、スマートフォンの説明をする場合を考えます。

この時、説明する相手が従来の携帯電話が、通話できるという知識を「持っていない」場合と、従来の携帯電話が、通話できるという知識を「持っている」場合を考えます。

 

従来の携帯電話の知識を「持っていない」相手に、スマートフォンの説明をするとき、「スマートフォンは通話以外にも、ネットやゲームを出来るんだ」と説明してもピンと来ません。

 

なぜなら、もともと携帯電話が通話できるものと言う事を知らないからです。

 

そのため、新しいスマートフォンのネットやゲームの情報を聞いても、結び付けるためのもともともの知識が無いために理解ができないのです。

 

反対に、従来の携帯電話を「持っている」人にこの説明をした場合ばどうなるでしょうか?

 

相手は、先程の「スマートフォンは通話以外にも、ネットやゲームが出来るんだ」という説明を理解できるでしょう。

 

なぜなら、携帯電話がそもそも通話できるという事を知っていたからです。

その上で、「ネットやゲームもできる」という新しい情報が加わりました。

 

今まで持っていた携帯電話の知識と新しいスマートフォンの知識を繋げることができ、理解することができます。

 

このように、相手に分かりやすく説明をするためには、古い知識と、新しい知識を結び付ける必要があるのです。

 

相手が関心を持っていることを知る

分かりやすい説明をするためには、相手の関心を知る必要があります。

 

簡単に言うと、相手に関心を持ってもらうことができなければ、話を聞いてもらえないからです。

 

人間は自分の興味のない話は聞きません。

一流の講演家は、講演の依頼があると、どのような人が聞きに来るのかを調べるそうです。

つまり、話す内容よりも相手の興味や知識などの情報を大切にしています

 

なので、相手の興味があることを徹底的に調べましょう。

 

相手の知識、興味を把握することで、わかりやすい話をすることができるようになります。

 

相手に目的を理解させる

相手にこれから説明をする目的を理解してもらう事は非常に大切です。

 

目的がわからないままだと、方向性のない努力をしてしまう可能性があるからです。

方向性のない努力は無駄になってしまう恐れがあります。

 

ぼくは筋肉トレーニングをしていて、背中の筋肉を大きくしようとしています。

このとき、「背中の筋肉を大きくするんだ」という目的を持っています。

そうすることで、トレーニング中も背中に効くようにやり方を意識したりすることができます。

 

もし、この目的を意識せずにトレーニングをするとどうなるでしょうか。

 

ただ、トレーニングの回数をこなすことに集中してしまい、本来の背中の筋肉を大きくするという目的を忘れてしまいます。

回数をこなすことが目的となってしまい、結果として効率よく背中の筋肉を大きくすることが出来ないでしょう。

 

また、人の脳は目的に応じて情報を吸収しようとする性質があると言われています。

逆に目的がなければ、脳は働きにくいということになります。

 

こういった理由からも、目的をしっかりと理解させることが重要であることがわかります。

 

目的と手段を明確に区別する

目的と、その目的を達成する手段をしっかりと区別するようにしましょう。

しばしば相手は、目的と手段を混同していることがあるからです。

 

これは、僕自身の経験です。

 

ぼくはx japanの「紅」、という曲を弾けるようになりたくてギターを始めました。

いきなり紅を弾くのは難しいと思ったぼくは、初心者用の教本からはじめることにしました。

 

目的は「紅」を、弾けるようになることです。

しかし、ぼくは教本に書いてある音楽を完璧に弾けるようにしなければならない、と思うようになりました。

そして、しばらくの間教本を練習していたのですが、教本を完璧に弾くのはとても大変で途中でやめました。

 

そんな状態でも、「紅」を弾いてみると、なんとか弾けるようになったのです。

この時、もっとはやくから「紅」に、挑戦しとおけばよかったなと思いました。

教本を弾けるようにするという手段が、目的になっていた事が原因であったと思います。

 

目的と手段を明確に区別することで、無駄な努力をすることなく、目的にたどり着くことが出来ます。 

 

まとめ

今回は相手に分かりやすい説明をするための4つの方法を説明してきました。

  • 相手の知識レベルを理解する
  • 相手が関心を持っていることを知る
  • 相手に目的を理解させる
  • 目的と手段を明確に区別する

この4つを意識するだけで、かなり分かりやすい説明ができるようになると思います。

 

ぜひ面倒臭がらずに実行していただけたら幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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