【分かりやすい文章の書き方】必要な5つのコツを紹介!
こんにちは。医大生のぐっちーです!
私たちは日常生活をしていると、文章を書く機会があります。でも、分かりやすい文章を書くのは大変ですよね。
ぼくも、ブログを分かりやすく書こうとは意識しているものの、そう簡単に書けるものではありません。
そんな僕ですが、分かりやすく文章を書くための勉強をしています。
なので今回は、分かりやすい文章を書くための5つのコツをお伝えしたいと思います。
- 【コツ1】読者が本当にほしい情報を届ける
- 【コツ2】読者の持っている知識量を正確に把握する
- 【コツ3】「理解」とは読者の知識と、新しい知識を結んであげること
- 【コツ4】専門用語など難しい言葉を使わない
- 【コツ5】具体例、比喩をたくさん用いる
- さいごに
【コツ1】読者が本当にほしい情報を届ける
文章を書く上で最も大切なのは、読者が求めている情報を教えてあげるということです。
読者は文章を一目みて、「自分が欲しいことが書かれていない」と感じたら、すぐに内容を読まなくなってしまうからです。
悩みを解決する手段として文章を読んでいるので、それを解決できない文章は必要ないのです。
たとえば、Aさんがニキビに悩んでいたとします。
この時、Aさんがほしい情報はニキビを治す方法です。
ところが、手に取った本にはニキビの種類や、予防法しか書かれていません。Aさんのほしい情報はニキビの治し方です。この場合、Aさんが求めている情報は書かれていないため、すぐにその本を閉じてしまうでしょう。
読む相手が本当にほしい情報を届けなければ、文章は読んでもらえないのです。
【コツ2】読者の持っている知識量を正確に把握する
読者が文章を読む前の段階で、どれくらいの知識を持っているかを把握しましょう。
相手の持っている知識量が足りていない場合、読む人は書いてある内容を理解できません。
逆に、持っている知識量が十分多い場合は、読者にとっては知っている知識ばかりで文章を読むメリットがないからです。
たとえば、「胃潰瘍」を調べます。読者は胃潰瘍という言葉は聞いたことがあるけれど、何のことかはよく分からない。
つまり、知識量が不足している場合を考えます。
そんな相手に、「胃潰瘍とは、胃の粘膜に生じ、粘膜筋板を超えて深く組織が欠損した病態です。症状は、消化管穿孔、吐血、下血があります」といった文章は理解ができません。
このような相手に対しては、「胃潰瘍とは胃の中の壁が破壊されてしまう病気です。症状は、血を吐く(吐血)便に血が混じる(血便)などがあります」と書くと、読み手も理解が出来ます。
読み手の知識量を正しく把握し、相手に分かりやすい文章を心がけましょう。
【コツ3】「理解」とは読者の知識と、新しい知識を結んであげること
文章を書くことの目的は、読者に新しい情報を理解してもらうことです。
そのためには、読者の持っている知識と新しい情報を結ぶ必要があります。
たとえば、小学生にギターの説明をするとしましょう。
この時「ギターは6本の弦からできている楽器です。空気の振動を使って音を鳴らしています」といっても小学生には理解ができないでしょう。
なぜなら小学生は、空気の振動で音を鳴らすと聞いてもよく分からないでしょうし、弦が何なのかも分からない可能性があるからです。
つまり、小学生がもともと持っているであろう知識と、ギターについての新しい知識が結びつきにくいのです。
なので、このように説明します。
「ギターは6本の糸のようなものがあります、それを弦と呼びます。また、音は空気の振動で伝わります。ギターの場合は、その6本の弦で空気を振動させて音を鳴らします」
と説明します。
これなら、小学生がもともと持っている知識と新しい知識が結ばれ、理解が可能となります。
【コツ4】専門用語など難しい言葉を使わない
文章を書く上で、専門用語などの難しい言葉を使うのは避けましょう。
読者はその分野について、初心者であることが多いからです。
あなたにとっては当たり前の言葉でも、読者にとっては未知の言葉であったりすることがあります。
もし、専門用語を使う場合はかならず説明をしましょう。
例
- ギターの音を変える機械(エフェクター)
- 心臓の血管が詰まる(心筋梗塞)
- 心臓の機能が落ちる(心不全)
【コツ5】具体例、比喩をたくさん用いる
伝えたいことの後には、具体例や比喩を用いると文章が分かりやすくなります。
具体例と比喩を使うと、読者がその場面を思い描きやすいからです。
ですので、自分の伝えたいことが少し分かりにくい、と感じたら積極的にこれらを使うようにしましょう。
さいごに
今回は、文章を書く上で大切なことを紹介してきました。
これらを一言で表すなら、常に相手のことを思う気持ちが大切なんだなと実感します。
これからも、より読者のみなさんが、必要としている情報を、分かりやすく伝えるためにがんばっていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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